
本記事にて2021年度競技ルールを発表いたします。
以下、JFBAの考えとルール、そして来年のざっくりとした年間スケジュールと日本代表選出方法についてご説明いたします。
▼JFBAの考え
今回ルール改正にあたってご意見箱を設置しフレスコボールに関わる皆様から様々なご意見、ご提案をいただきました。
皆様の考え方やフレスコボール観を知ることができたことはJFBAに多くの気づきを与えてくださいました。
寄稿いただいた皆様、本当にありがとうございました。
寄せられたご意見ご提案とJFBA内での協議をもって、2021年度JFBAは「攻める」と「魅せる」を最重要視し競技ルールを決定しました。
攻めること魅せることがフレスコボールをさらなるステージへと導いてくれるという考えの下、2021年の運営に取り組んで参ります。
以下、2021年度競技ルールをご確認ください。
▼2021年度競技ルール
基本ルール
・選手間の距離
選手同士は7m以上離れて競技を行います。
7m未満で連続して競技を続けている場合、審判より注意を行います。
・競技時間
5分間のランニングタイムで行います。
・試合前のウォーミングアップ
試合前に、1分間のウォーミングアップを行います。
・試合中の休憩
試合中に1回のみ、落球が発生したタイミングで任意に1分間の休憩を取ることができます。
休憩中は競技時間の計測を止めます。
※2020年まではラリー継続中でも休憩申告を認めていましたが、2021年度からは上記のようにいたします。
※2020年まではラリー継続中でも休憩申告を認めていましたが、2021年度からは上記のようにいたします。
休憩中に、審判に対しアタック回数の確認を行うことができます。
落球回数は誤伝を避けるために、確認を行うことはできません。
・競技の開始と終了
競技開始:審判がスタート音を流し、スタート音終了後から競技開始とします。
※競技開始タイミングは変更ありません。バモスの「バ」が発声された時点からを競技の開始、各種カウントを有効といたします。
※この項目の遵守は、下記インプレッションポイントの評価対象ともなります。
※競技開始タイミングは変更ありません。バモスの「バ」が発声された時点からを競技の開始、各種カウントを有効といたします。
※この項目の遵守は、下記インプレッションポイントの評価対象ともなります。
・競技中のボール保持について
競技開始時、ラリーに使用するボール1球以外にプレイヤーがボールを保持することは認めません。
また競技に使用するボールはボーラーから配給されたもののみといたします。
落球してコートに落ちているボールをプレイヤーが拾って使用することは認めません。
また競技に使用するボールはボーラーから配給されたもののみといたします。
落球してコートに落ちているボールをプレイヤーが拾って使用することは認めません。
・ボーラー(競技中に配給、回収をする役)について
原則、出場ペアが任意のボーラー1名を事前に指定します。
どうしてもボーラーを事前に決めることができなかった場合のみ、JFBAへ事前申告しJFBAが斡旋をいたします。
どうしてもボーラーを事前に決めることができなかった場合のみ、JFBAへ事前申告しJFBAが斡旋をいたします。
・ボーラーの位置について
競技を行うペアが希望通りに指定することができます。
・服装について
指定する条件はありません。
・表彰について
男子カテゴリ:上位3位
女子カテゴリ:上位3位
ミックスカテゴリ:上位3位
ファッション賞
上記を基本として、大会によってその他の特別賞を設ける可能性があります。
採点
ペアの得点は、以下の項目の合算で算出いたします。
総打数点
ラケットにボールが当たった数から落球数を差し引いた数の得点
1打=1pt
1落球=-1pt
の合算
※同一人物が1人で連続して2回以上ラケットに当てた場合は、1回目のみカウントします。
落球点
ボールを落とした回数を参照し加算される得点(最大300pt)
※加算される得点は以下の表を参照

落球回数が30回に到達した時点で、競技時間にかかわらず競技を強制終了とします。
アタック
ラリーの強弱、フォームによっていずれかがディフェンスと判断できるラリーをペア間で相対的に判断し加点
1打=2点
2021年度は、日本代表を選出するにあたって参加必須大会を設けません。
それに基づいて以下の方法によって以下の組数を選出いたします。
男子カテゴリ:3組6名
女子カテゴリ:3組6名
ミックスカテゴリ:3組6名
1)9月開催予定フレスコボールジャパンオープン各カテゴリ優勝ペア
フレスコボールジャパンオープンと定義する大会において(大会名は変動する可能性がある為、必ず含まれるフレスコボールジャパンオープンという表現とします。)男子・女子・ミックスにおける優勝ペアは本大会の結果のみを参照し2021年度日本代表とします。
2)年間ランキングを参照
男子カテゴリ・女子カテゴリ
年間5大会(予定)中、参加した大会での戦績上位2大会分の合算得点でランキングを算出します。
そのランキングを参照し、昇順を基本とし年間でペアを組んだことがある組み合わせという点を考慮した上で、 1)にて選出されたペアを除いた各カテゴリ2組4名を日本代表として選出いたします。
ミックスカテゴリ
出場ペア単位でランキングを算出します。(2020年度のように個人単位では算出しません。)
ランキングは大会の合算ではなく、出場大会問わず1大会において獲得した「得点が高い順」で 1)にて選出されたペアを除いた2組4名を日本代表として選出いたします。
以上が2021年度の諸々となります。
2021年度シーズンの口火を切るのは沖縄フレスコボールキャンプ2021。
ぜひ2021年も新たなフレスコボールを皆様と創り上げていきたいと思います。
何卒よろしくお願いいたします。
採点
ペアの得点は、以下の項目の合算で算出いたします。
総打数点
ラケットにボールが当たった数から落球数を差し引いた数の得点
1打=1pt
1落球=-1pt
の合算
※同一人物が1人で連続して2回以上ラケットに当てた場合は、1回目のみカウントします。
落球点
ボールを落とした回数を参照し加算される得点(最大300pt)
※加算される得点は以下の表を参照

落球回数が30回に到達した時点で、競技時間にかかわらず競技を強制終了とします。
アタック
ラリーの強弱、フォームによっていずれかがディフェンスと判断できるラリーをペア間で相対的に判断し加点
1打=2点
・腕を振り抜き、しっかりとフォロースルーがある打球
・打ち返した打球が、前の打球よりも速度のある打球
上記を満たす打球をアタックと定義します。
※上記条件を満たせば、フォアハンド・バックハンド問わずアタックとしてカウントします。
※上記定義に従い、アタックをアタックで返す=2球連続でアタックとして判断されるということは無いものとします。
※2020年度までのルールとは異なり、バックアタックのみを採点項目とした個別のカウントはしません。
▼日本代表選考基準について※上記条件を満たせば、フォアハンド・バックハンド問わずアタックとしてカウントします。
※上記定義に従い、アタックをアタックで返す=2球連続でアタックとして判断されるということは無いものとします。
※2020年度までのルールとは異なり、バックアタックのみを採点項目とした個別のカウントはしません。
アタックバランスポイント
ペア両者の各アタック回数と、ペア間のアタック回数の差をもとに、以下の式で算出したポイントを加点します。
(少ない方のアタック数 ÷ 多い方のアタック数)×(ペアの総アタック数 ÷ 2)
※少数点は切り捨てます。
例
選手Aのアタック数:50
選手Bのアタック数:100
(50 ÷ 100)×(150 ÷ 2)=53.5
少数点を切り捨て、53点が加点されます。
アタックボーナス
ペアの総アタック数が200を超えていた場合、201打以降のアタック数に対して従量加算される得点
総アタック数に応じて以下の通りに加算ptが変動します。
アタックボーナス
ペアの総アタック数が200を超えていた場合、201打以降のアタック数に対して従量加算される得点
総アタック数に応じて以下の通りに加算ptが変動します。
・算出方法
総アタック数201〜230
→201打目含むアタック数1×1pt
総アタック数231〜
→231打目含むアタック数1×2pt
例
A×Bペアの総アタック数=251
201〜230=30pt
231〜251=42pt
計:72pt 加算
例
A×Bペアの総アタック数=251
201〜230=30pt
231〜251=42pt
計:72pt 加算
インプレッションポイント
以下の項目に対する印象点を、審判4名が総合的に1〜5段階で評価します。
4名の評価の合算×10pt(最大200pt)
以下の項目に対する印象点を、審判4名が総合的に1〜5段階で評価します。
4名の評価の合算×10pt(最大200pt)
・アタックのダイナミックさ、力強さ、スピードなど
・攻守のスイッチの美しさ、スムーズさ、タイミングなど
・自然なラリーの中で生まれるテクニカルなプレイ(例:バックアタック、股抜き、背面打ち、ディフェンスのファインプレイなど)
・打ち出しのフライングや、7m距離の確保などプレイマナーの遵守
以上の項目の合算でペアの得点を算出いたします。
例
審判1 5
審判2 4
審判3 4
審判4 5
5+4+4+5=18×10=180pt 加算
▼2021年度大会スケジュールについて
現時点で不確定要素がほとんどですが、以下のスケジュールを想定して公式戦を運営いたします。
変更点、確定事項は決定し次第随時本ブログにて正式の告知いたします。
以上の項目の合算でペアの得点を算出いたします。
例
審判1 5
審判2 4
審判3 4
審判4 5
5+4+4+5=18×10=180pt 加算
▼2021年度大会スケジュールについて
現時点で不確定要素がほとんどですが、以下のスケジュールを想定して公式戦を運営いたします。
変更点、確定事項は決定し次第随時本ブログにて正式の告知いたします。
2月:沖縄フレスコボールキャンプ
5月:未定
7月:未定
8月:未定
9月:フレスコボールジャパンオープン2021(千葉県内)
※西日本での1回以上の大会開催を予定しております。
※上記はあくまで予定であり、来年も継続すると予想されるコロナ禍で、皆様の健康リスク・時世を総合的に判断し変更する可能性があることを予めご了承ください。
※上記はあくまで予定であり、来年も継続すると予想されるコロナ禍で、皆様の健康リスク・時世を総合的に判断し変更する可能性があることを予めご了承ください。
2021年度は、日本代表を選出するにあたって参加必須大会を設けません。
それに基づいて以下の方法によって以下の組数を選出いたします。
男子カテゴリ:3組6名
女子カテゴリ:3組6名
ミックスカテゴリ:3組6名
1)9月開催予定フレスコボールジャパンオープン各カテゴリ優勝ペア
フレスコボールジャパンオープンと定義する大会において(大会名は変動する可能性がある為、必ず含まれるフレスコボールジャパンオープンという表現とします。)男子・女子・ミックスにおける優勝ペアは本大会の結果のみを参照し2021年度日本代表とします。
2)年間ランキングを参照
男子カテゴリ・女子カテゴリ
年間5大会(予定)中、参加した大会での戦績上位2大会分の合算得点でランキングを算出します。
そのランキングを参照し、昇順を基本とし年間でペアを組んだことがある組み合わせという点を考慮した上で、 1)にて選出されたペアを除いた各カテゴリ2組4名を日本代表として選出いたします。
ミックスカテゴリ
出場ペア単位でランキングを算出します。(2020年度のように個人単位では算出しません。)
ランキングは大会の合算ではなく、出場大会問わず1大会において獲得した「得点が高い順」で 1)にて選出されたペアを除いた2組4名を日本代表として選出いたします。
以上が2021年度の諸々となります。
2021年度シーズンの口火を切るのは沖縄フレスコボールキャンプ2021。
ぜひ2021年も新たなフレスコボールを皆様と創り上げていきたいと思います。
何卒よろしくお願いいたします。
■お問い合わせ
一般社団法人日本フレスコボール協会
電話番号:03-6304-3295
メール:contact@frescoball.org
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